2024年12月6日

最近、よく耳にするフリーランス。フリーランスとは個人事業主の事で、会社や人に雇われずに働ける方法です。介護士の中にもフリーランスという働き方が気になっている方もいることでしょう。介護職の仕事は今までフリーランスで働けませんでした。勤務形態が正社員がほとんどであったことや保険適用外の仕事は同じ場所で提供できない、などの法律上の制約があったからです。しかし現在は全体の10%が会社に所属せずに介護職で働いています。これにはメリットもデメリットもありますが、もし現状の不満や変わりたい生活を送っている正社員なら、フリーランスでの介護職を検討する価値は十分にあります。

フリーランスになると、責任を伴い納税手続きや帳簿をつけるなど経営者が行うすべての仕事も行う必要があります。帳簿をつけて、経費計上し青色申告を行うのは短時間ではできません。また特定の介護施設との業務委託契約などを結ぶ際も、法律を理解して対処します。トラブルが起こった時の責任もすべて自己責任です。

そういわれれると、自信がないと敬遠されそうですが、勤務地や勤務時間、報酬など何でも自分で決められます。すべて自分で行わなければならないというのは、かえってメリットも大きいのです。経験をつむ度に交渉すれば、報酬をアップすることもできます。収入を少しでも上げたいなどの理由がある人は頑張ってみてください。フリーランスは勉強あるのみです。努力すればそれが自分の報酬へとダイレクトに繋がります。まずはフリーランスとして働く上での基礎知識から勉強してみましょう。