2024年12月21日

1日の仕事内容とは?介護施設で働く介護士の場合

介護施設で働く介護士の一日は早いです。仕事内容は介護施設の中でサービス内容によって違います。例えばデイケアサービスと呼ばれる介護施設は、宿泊がないので日勤のみです。しかし特別養護老人ホームは、その場所が利用者さんにとっての家です。その場合は夜勤の仕事も定期的にはいります。もちろん夜勤手当がつきますが、仕事時間が長くなるため、介護職が辛いと言われている原因の一つとなっています。

介護施設には要介護の方から自立型の方までたくさんの方がいます。自分では起き上がれない方もいるため、朝は利用者の起床介助からスタートです。その後、朝食の食事介助があり、薬を飲まなければならない利用者には用法用量が守られているかの確認や服薬の介助を行います。もちろん、朝のバイタルチェックも必ず行います。日々の健康管理のレポートも大切なお仕事です。午前中は、入浴やシーツ交換など、お昼前までに身辺の清掃を行うところがほとんどです。食事と投薬だけでも、一人一人違うためチェックをしながら指定されたお薬を飲んでもらいます。

お昼になったら昼食の介助があり、午後はレクリエーションなどを行います。季節の行事を中心にゲームや趣味など多彩に行います。レクリエーションは利用者の健康維持のために重要なものです。利用者によっては生き甲斐となっていることもあります。企画や準備は大変ですが、利用者が楽しそうに行っているのを見たときにはやりがいを感じられるでしょう。